
# | Data |
---|---|
最高順位 | 13位 |
最低順位 | 47位 |
増加再生回数 | +620231回 |
ランクイン日時 | 2025/08/12 20:00 |
ランク圏外日時 | 2025/08/15 13:45 |
急上昇継続時間 | 2日17時間45分 |
再生回数 | 51261回 |
※再生回数, コメント数, 高評価数, 低評価数, 評価数合計, 高評価割合は初回ランクイン時の数値
日時 | 順位 | 再生回数 |
---|---|---|
2025/08/12 20:00 | 19位 | 51261回 |
2025/08/12 20:30 | 15位 | 54801回 |
2025/08/12 22:45 | 13位 | 57822回 |
2025/08/13 1:00 | 15位 | 110718回 |
2025/08/13 4:45 | 13位 | 193951回 |
2025/08/13 15:30 | 15位 | 286731回 |
2025/08/13 21:30 | 18位 | 332423回 |
2025/08/13 22:30 | 20位 | 342040回 |
2025/08/13 23:30 | 18位 | 351930回 |
2025/08/14 0:30 | 22位 | 361885回 |
2025/08/14 1:00 | 20位 | 365799回 |
2025/08/14 5:30 | 19位 | 389770回 |
2025/08/14 8:00 | 21位 | 393984回 |
2025/08/14 8:30 | 19位 | 395103回 |
2025/08/14 10:00 | 21位 | 402555回 |
2025/08/14 10:30 | 20位 | 408219回 |
2025/08/14 11:00 | 22位 | 417008回 |
2025/08/14 11:30 | 24位 | 426226回 |
2025/08/14 13:30 | 26位 | 453915回 |
2025/08/14 22:15 | 30位 | 562199回 |
2025/08/14 23:00 | 31位 | 567350回 |
2025/08/14 23:15 | 35位 | 568283回 |
2025/08/15 0:00 | 37位 | 573398回 |
2025/08/15 0:45 | 41位 | 578815回 |
2025/08/15 1:15 | 43位 | 583043回 |
2025/08/15 2:30 | 45位 | 599898回 |
2025/08/15 5:30 | 47位 | 620235回 |
2025/08/15 13:45 | 47位 | 671492回 |
拝啓
先生、以前話したことを覚えているでしょうか。
僕は、よく怒りを覚えます。日常の出来事でも、社会でも、他人でも、自分にでもそうです。
怒るというと、怒鳴り散らすようなそれを想像するかもしれませんが、そんな発露はほとんど出来たことがなくて、そうではないものです。何と言ったらいいでしょうか、ただ、静かな怒りです。腹の底で静かに動くようなそれです。風のない湖に一てきの雨が落ちるような、そういうものです。
怒りなんです。それが僕を正常にさせてくれないのかもしれません。家族にすら、露出することの難しい何かです。
怒りはよく、ぐつぐつとしたマグマとかに喩えられますよね。僕のものは少し違うように感じます。すう、と冷たい風が通るような感覚です。ぽっかり空いた穴の縁を風がなぞるような、冷たさです。
そういう怒りです。
小さな頃、修羅という言葉を本で読みました。暫く頭から離れませんでした。
母の書斎によく忍び込んでいました。基本的にはよくわからない専門書の類ばかりですが、稀に小説や、詩集もありました。
その中でもお気に入りだったのが宮沢賢治の作品です。彼の作品の中でもわかりやすく児童文学寄りなものが、作品ごとに薄く小さな冊子になって印刷されていて、子供の僕にとっては手に取りやすかったのです。よだかの星や、注文の多い料理店や、セロ弾きのゴーシュなどがあったと思います。読み終わった本が増えて、興味のある選択肢が減っていった中でも、中々手を出さなかったのが、詩集でした。
そう、今でこそ詩に傾倒していますが、初めはよくわからないものだったというのが素直なところなのです。そうして手に取った詩集の中に、その、修羅という言葉を見つけました。
僕は、これだと思いました。ただ、恐ろしかったんです。鏡のように、自分のことを見せられていると思いました。腕が六本に、顔が三つ、怒り、驕り、愚かさを隠し切れない醜い自分が僕を見ていました。
敬具
ヨルシカ - 修羅
Yorushika - Shura
作詞作曲、編曲(Words and Music): n-buna
Vocal:suis
ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」主題歌
https://www.ktv.jp/bokuhoshi/
Digital Single「修羅」
各配信サイト&サブスクリプションにて配信中。
https://yorushika.lnk.to/shura
Official Site
https://yorushika.com/
X
https://x.com/nbuna_staff
Instargram
https://www.instagram.com/yorushika_official_
TikTok
https://www.tiktok.com/@yorushika_official
▪️MV Credit
All Animation by n-buna
Paint Assistant : nelku, airi kojima, mihaya
Logo Designer:Rikito Fujitani (NEW Creators Club)
Production:P.I.C.S.
Producer:Haruka Tanji (P.I.C.S.)
Production Manager:Natsumi Iwato (P.I.C.S.)
▪️歌詞
あの風 あの風
懐かしいとお前が言った
懐かしい私の心が透けてしまった
山影 晴れ晴れ
風が立った 嵐のように
お前が歌うとは知らなかった
忘れたい 忘れたい
忘れようと私が言った
忘れた
お前が日差しとは知らなかった
波風 晴れ晴れ
海がたった一つのように
私も一人とは知らなかった
寂しいと歌えば春よ
風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
大きな口を開けろ
寂しいとうめく修羅
あなたの心は冷たいと誰かが言った
まぁ!心が冷えるとは知らなかった
夕焼け 晴れ晴れ
風が立った 木立のように
お前も一人とは知らなかった
寂しいと私の胸よ裂けろ
今、おれはひとりの修羅なのだ
大きな口を開けろ
風を受け、走る修羅
寂しいと歌えば春よ
風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
大きな口を開けろ
風を吹くおれと修羅
心が 心が波打つとお前が言った
あぁ、心が海だとは知らなかった
山影 晴れ晴れ
風が立った 嵐のように
お前が笑うとは知らなかった
先生、以前話したことを覚えているでしょうか。
僕は、よく怒りを覚えます。日常の出来事でも、社会でも、他人でも、自分にでもそうです。
怒るというと、怒鳴り散らすようなそれを想像するかもしれませんが、そんな発露はほとんど出来たことがなくて、そうではないものです。何と言ったらいいでしょうか、ただ、静かな怒りです。腹の底で静かに動くようなそれです。風のない湖に一てきの雨が落ちるような、そういうものです。
怒りなんです。それが僕を正常にさせてくれないのかもしれません。家族にすら、露出することの難しい何かです。
怒りはよく、ぐつぐつとしたマグマとかに喩えられますよね。僕のものは少し違うように感じます。すう、と冷たい風が通るような感覚です。ぽっかり空いた穴の縁を風がなぞるような、冷たさです。
そういう怒りです。
小さな頃、修羅という言葉を本で読みました。暫く頭から離れませんでした。
母の書斎によく忍び込んでいました。基本的にはよくわからない専門書の類ばかりですが、稀に小説や、詩集もありました。
その中でもお気に入りだったのが宮沢賢治の作品です。彼の作品の中でもわかりやすく児童文学寄りなものが、作品ごとに薄く小さな冊子になって印刷されていて、子供の僕にとっては手に取りやすかったのです。よだかの星や、注文の多い料理店や、セロ弾きのゴーシュなどがあったと思います。読み終わった本が増えて、興味のある選択肢が減っていった中でも、中々手を出さなかったのが、詩集でした。
そう、今でこそ詩に傾倒していますが、初めはよくわからないものだったというのが素直なところなのです。そうして手に取った詩集の中に、その、修羅という言葉を見つけました。
僕は、これだと思いました。ただ、恐ろしかったんです。鏡のように、自分のことを見せられていると思いました。腕が六本に、顔が三つ、怒り、驕り、愚かさを隠し切れない醜い自分が僕を見ていました。
敬具
ヨルシカ - 修羅
Yorushika - Shura
作詞作曲、編曲(Words and Music): n-buna
Vocal:suis
ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」主題歌
https://www.ktv.jp/bokuhoshi/
Digital Single「修羅」
各配信サイト&サブスクリプションにて配信中。
https://yorushika.lnk.to/shura
Official Site
https://yorushika.com/
X
https://x.com/nbuna_staff
Instargram
https://www.instagram.com/yorushika_official_
TikTok
https://www.tiktok.com/@yorushika_official
▪️MV Credit
All Animation by n-buna
Paint Assistant : nelku, airi kojima, mihaya
Logo Designer:Rikito Fujitani (NEW Creators Club)
Production:P.I.C.S.
Producer:Haruka Tanji (P.I.C.S.)
Production Manager:Natsumi Iwato (P.I.C.S.)
▪️歌詞
あの風 あの風
懐かしいとお前が言った
懐かしい私の心が透けてしまった
山影 晴れ晴れ
風が立った 嵐のように
お前が歌うとは知らなかった
忘れたい 忘れたい
忘れようと私が言った
忘れた
お前が日差しとは知らなかった
波風 晴れ晴れ
海がたった一つのように
私も一人とは知らなかった
寂しいと歌えば春よ
風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
大きな口を開けろ
寂しいとうめく修羅
あなたの心は冷たいと誰かが言った
まぁ!心が冷えるとは知らなかった
夕焼け 晴れ晴れ
風が立った 木立のように
お前も一人とは知らなかった
寂しいと私の胸よ裂けろ
今、おれはひとりの修羅なのだ
大きな口を開けろ
風を受け、走る修羅
寂しいと歌えば春よ
風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
大きな口を開けろ
風を吹くおれと修羅
心が 心が波打つとお前が言った
あぁ、心が海だとは知らなかった
山影 晴れ晴れ
風が立った 嵐のように
お前が笑うとは知らなかった
1: @miii_stpr_0524
2025/08/12 18:06
2:17 火星人が少し見えるの良い
2: @na-vh1jz
2025/08/12 18:02
All Animation by n-bunaってついにMVまで作り始めたのかよ…
最高じゃないか
最高じゃないか
3: @n-bunaLove
2025/08/12 18:01
この曲の元となった「春と修羅」 作家 宮沢賢治
「春」とは芽吹き、生命力、希望、明るさなど、前向きなイメージを象徴し、「修羅」とは争いや苦悩、絶望、悲しみなど、暗く激しい感情や状況を象徴する。「春」は生命力に満ちた季節、一方「修羅」は仏教における六道の一つで、争いや苦悩の世界を指しこの二つの対照的な言葉を組み合わせることで、賢治は自身の内面にある葛藤や、自然と人間、そして宇宙との関わりを表現しようとしたと考えられている。
「春」とは芽吹き、生命力、希望、明るさなど、前向きなイメージを象徴し、「修羅」とは争いや苦悩、絶望、悲しみなど、暗く激しい感情や状況を象徴する。「春」は生命力に満ちた季節、一方「修羅」は仏教における六道の一つで、争いや苦悩の世界を指しこの二つの対照的な言葉を組み合わせることで、賢治は自身の内面にある葛藤や、自然と人間、そして宇宙との関わりを表現しようとしたと考えられている。
4: @harehare_73
2025/08/12 18:06
‘’あなたの心は冷たいと誰かが言った
まぁ!心が冷えるとは知らなかった”
という歌詞がとても好きです。
まぁ!心が冷えるとは知らなかった”
という歌詞がとても好きです。
5: @いぬ-c6u8y
2025/08/12 19:14
『春と修羅』の概要と解釈
宮沢賢治の『春と修羅』は、1924年(大正13年)に自費出版された、彼の生前唯一の詩集です。しかし賢治自身はこれを「詩」ではなく、表題に『心象スケツチ』と銘記したように、自己の内面に映る情景をありのままに写し取った記録であると位置づけました。本作は、日本近代詩史において異彩を放つ独創的な作品であり、その深い思想性と鮮烈なイメージは、今なお多くの読者を魅了し続けています。
概要
『春と修羅』は、有名な「序」と、1922年(大正11年)から1923年(大正12年)にかけての日付が記された69編の作品群(第一集)から構成されています。この創作期間は、賢治が農学校の教師として多忙な日々を送り、そして最愛の妹トシを亡くすという、彼の生涯で最も精神的に激動した時期と重なります。「永訣の朝」「無声慟哭」といった作品には、妹の死に直面した慟哭と、それを乗り越えようとする切実な祈りが生々しく刻まれており、詩集全体を貫く大きなテーマの一つとなっています。
賢治は本作を「詩」と呼ばれることを嫌いました。それは、従来の定型的な詩作とは一線を画し、流動し明滅する自己の意識と、それを取り巻く自然や宇宙の情景が一体となった「心象」そのものを、科学的な客観性と仏教的な宇宙観をもって記述しようとした、全く新しい表現方法の試みだったからです。
解釈
『春と修羅』を読み解く上で、鍵となるいくつかの概念があります。
1. 「心象スケッチ」という方法
賢治が自ら名付けた「心象スケッチ」とは、単なる個人の感情の吐露ではありません。それは、自己の内部で起こる感覚や思考、感情の動きと、外部の風景や自然現象とが分かちがたく融合した状態を、そのままの形で写し取ろうとする手法です。例えば、詩「春と修羅」では、燃えるような春の陽光や吹きすさぶ風といった自然の景観が、賢治自身の内なる焦燥や苦悩といった感情と一体化して描かれます。現実の風景と心象風景が二重写しとなり、主観と客観の境界が融解した、極めてダイナミックな世界が立ち現れます。
2. 序文の「わたくしといふ現象」
詩集の冒頭に置かれた「序」は、『春と修羅』全体の世界観を凝縮して示す重要なテクストです。ここで賢治は、自己を固定的な実体としてではなく、「わたくしといふ現象は/仮定された有機交流電燈の/ひとつの青い照明です」と表現します。自分という存在は、確固としたものではなく、絶えず変化し、他者や世界との関係性の中で明滅を繰り返す「現象」に過ぎないというのです。ここには、仏教における「諸行無常」や「縁起」の思想、そしてアインシュタインの相対性理論に代表される当時の最新科学の知見が色濃く反映されています。個としての「わたくし」は、銀河や雲、修羅や昆虫といった森羅万象と繋がり合う、広大なネットワークの一部として捉えられているのです。
3. 「春」と「修羅」の対立と融合
この詩集のタイトルは、作品世界を象徴する二つの対立項を掲げています。
* 春: 生命の輝き、躍動感、自然の美しさ、そして賢治が追い求めた理想郷や法華経の世界(仏界)への憧憬を象徴します。
* 修羅: 仏教の六道思想における、争いや怒りに満ちた世界「修羅道」に由来します。これは、理想を求めながらも現実の苦悩や矛盾から逃れられない賢治自身の内なる葛藤、煩悩、そして東北の厳しく荒々しい自然の姿を象徴しています。
『春と修羅』は、光り輝く「春」の世界への強い憧れと、その一方で存在する「修羅」の暗い情念との間で激しく引き裂かれる魂の記録です。しかし賢治は、この二つを単なる対立として描くだけでなく、その葛藤のエネルギーそのものを創作の原動力へと昇華させました。修羅の苦しみの中からこそ、真の他者への共感や、万物と共に救済されるべきだという宗教的な祈りが生まれてくるのです。
まとめ
『春と修羅』は、宮沢賢治という一人の人間の内宇宙の記録であると同時に、科学と宗教、主観と客観、理想と現実といった、人間存在が抱える普遍的なテーマを探求した壮大な実験の書です。自然を科学の目で冷静に分析しながら、その奥に流れる生命の交感や仏教的な世界観を見出す賢治の眼差しは、現代を生きる私たちにとっても、世界を新たな視点で見つめ直すための豊かな示唆を与えてくれるでしょう。
宮沢賢治の『春と修羅』は、1924年(大正13年)に自費出版された、彼の生前唯一の詩集です。しかし賢治自身はこれを「詩」ではなく、表題に『心象スケツチ』と銘記したように、自己の内面に映る情景をありのままに写し取った記録であると位置づけました。本作は、日本近代詩史において異彩を放つ独創的な作品であり、その深い思想性と鮮烈なイメージは、今なお多くの読者を魅了し続けています。
概要
『春と修羅』は、有名な「序」と、1922年(大正11年)から1923年(大正12年)にかけての日付が記された69編の作品群(第一集)から構成されています。この創作期間は、賢治が農学校の教師として多忙な日々を送り、そして最愛の妹トシを亡くすという、彼の生涯で最も精神的に激動した時期と重なります。「永訣の朝」「無声慟哭」といった作品には、妹の死に直面した慟哭と、それを乗り越えようとする切実な祈りが生々しく刻まれており、詩集全体を貫く大きなテーマの一つとなっています。
賢治は本作を「詩」と呼ばれることを嫌いました。それは、従来の定型的な詩作とは一線を画し、流動し明滅する自己の意識と、それを取り巻く自然や宇宙の情景が一体となった「心象」そのものを、科学的な客観性と仏教的な宇宙観をもって記述しようとした、全く新しい表現方法の試みだったからです。
解釈
『春と修羅』を読み解く上で、鍵となるいくつかの概念があります。
1. 「心象スケッチ」という方法
賢治が自ら名付けた「心象スケッチ」とは、単なる個人の感情の吐露ではありません。それは、自己の内部で起こる感覚や思考、感情の動きと、外部の風景や自然現象とが分かちがたく融合した状態を、そのままの形で写し取ろうとする手法です。例えば、詩「春と修羅」では、燃えるような春の陽光や吹きすさぶ風といった自然の景観が、賢治自身の内なる焦燥や苦悩といった感情と一体化して描かれます。現実の風景と心象風景が二重写しとなり、主観と客観の境界が融解した、極めてダイナミックな世界が立ち現れます。
2. 序文の「わたくしといふ現象」
詩集の冒頭に置かれた「序」は、『春と修羅』全体の世界観を凝縮して示す重要なテクストです。ここで賢治は、自己を固定的な実体としてではなく、「わたくしといふ現象は/仮定された有機交流電燈の/ひとつの青い照明です」と表現します。自分という存在は、確固としたものではなく、絶えず変化し、他者や世界との関係性の中で明滅を繰り返す「現象」に過ぎないというのです。ここには、仏教における「諸行無常」や「縁起」の思想、そしてアインシュタインの相対性理論に代表される当時の最新科学の知見が色濃く反映されています。個としての「わたくし」は、銀河や雲、修羅や昆虫といった森羅万象と繋がり合う、広大なネットワークの一部として捉えられているのです。
3. 「春」と「修羅」の対立と融合
この詩集のタイトルは、作品世界を象徴する二つの対立項を掲げています。
* 春: 生命の輝き、躍動感、自然の美しさ、そして賢治が追い求めた理想郷や法華経の世界(仏界)への憧憬を象徴します。
* 修羅: 仏教の六道思想における、争いや怒りに満ちた世界「修羅道」に由来します。これは、理想を求めながらも現実の苦悩や矛盾から逃れられない賢治自身の内なる葛藤、煩悩、そして東北の厳しく荒々しい自然の姿を象徴しています。
『春と修羅』は、光り輝く「春」の世界への強い憧れと、その一方で存在する「修羅」の暗い情念との間で激しく引き裂かれる魂の記録です。しかし賢治は、この二つを単なる対立として描くだけでなく、その葛藤のエネルギーそのものを創作の原動力へと昇華させました。修羅の苦しみの中からこそ、真の他者への共感や、万物と共に救済されるべきだという宗教的な祈りが生まれてくるのです。
まとめ
『春と修羅』は、宮沢賢治という一人の人間の内宇宙の記録であると同時に、科学と宗教、主観と客観、理想と現実といった、人間存在が抱える普遍的なテーマを探求した壮大な実験の書です。自然を科学の目で冷静に分析しながら、その奥に流れる生命の交感や仏教的な世界観を見出す賢治の眼差しは、現代を生きる私たちにとっても、世界を新たな視点で見つめ直すための豊かな示唆を与えてくれるでしょう。
6: @pokemonmastermaeda
2025/08/12 18:18
知らなかったことを卑下したり恥じるんじゃなくて子供みたいな純粋な気持ちで嬉々としてそうな感じがすごい好き
7: @ホロライブプロダクション箱推し
2025/08/12 18:15
当たり前のように使ってる比喩表現を
「冷めた心」→「心が冷えるとは知らなかった」とか
「心が波立つ」→「あぁ、心が海だとは知らなかった」みたいに感動してるのを聞いて日本語って面白いなと思った
「冷めた心」→「心が冷えるとは知らなかった」とか
「心が波立つ」→「あぁ、心が海だとは知らなかった」みたいに感動してるのを聞いて日本語って面白いなと思った
8: @n_b_61_85
2025/08/12 18:05
MVで火星のタコさんがたまに出てきてかわいい
9: @onigiri_mochi
2025/08/12 18:20
元の作品が宮沢賢治さん…
1番好きな作家様なので、凄く嬉しいです。水墨画のようなデザインと、列車から覗いているような風景と、少し荒々しい口調。淡々とした音のつながり。
すごく素敵です。ありがとうございます。
1番好きな作家様なので、凄く嬉しいです。水墨画のようなデザインと、列車から覗いているような風景と、少し荒々しい口調。淡々とした音のつながり。
すごく素敵です。ありがとうございます。
10: @日本の衝撃映像
2025/08/12 18:08
なんというか、ヨルシカのような個性溢れる(音を大切にしている)アーティストが 今の音楽業界で売れてくれたことに とても救いを感じている。
11: @shinkmc6379
2025/08/12 18:07
この曲、涼しさと暖かさどっちも感じる。
12: @やっすー-i4d
2025/08/12 18:03
最近のヨルシカ!ゆったり曲多めで落ち着く
13: @Auguster-xd2nu
2025/08/12 18:03
知らなかった事が出てくるたびに嬉しそうなのが非常にかわいい
14: @user-ut1qi5el5q
2025/08/12 18:36
0:22 あの風 あの風
0:24 懐かしいとお前が言った
0:26 懐かしい私の心が透けてしまった
0:31 山影 晴れ晴れ
0:34 風が立った 嵐のように
0:37 お前が歌うとは知らなかった
0:58 忘れたい 忘れたい
1:00 忘れようと私が言った
1:02 忘れた
1:04 お前が日差しとは知らなかった
1:07 波風 晴れ晴れ
1:10 海がたった一つのように
1:12 私も一人とは知らなかった
1:16 寂しいと歌えば春よ
1:21 風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
1:27 大きな口を開けろ
1:32 寂しいとうめく修羅
1:55 あなたの心は冷たいと誰かが言った
2:00 まぁ!
2:02 心が冷えるとは知らなかった
2:05 夕焼け 晴れ晴れ
2:07 風が立った 木立のように
2:11 お前も一人とは知らなかった
2:14 寂しいと私の胸よ裂けろ
2:19 今、おれはひとりの修羅なのだ
2:24 大きな口を開けろ
2:30 風を受け、走る修羅
2:52 寂しいと歌えば春よ
2:57 風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
3:03 大きな口を開けろ
3:08 (寂しい)
3:09 風を吹くおれと修羅
3:31 心が 心が波打つとお前が言った
3:36 ああ、心が海だとは知らなかった
3:41 山影 晴れ晴れ
3:43 風が立った 嵐のように
3:47 お前が笑うとは知らなかった
0:24 懐かしいとお前が言った
0:26 懐かしい私の心が透けてしまった
0:31 山影 晴れ晴れ
0:34 風が立った 嵐のように
0:37 お前が歌うとは知らなかった
0:58 忘れたい 忘れたい
1:00 忘れようと私が言った
1:02 忘れた
1:04 お前が日差しとは知らなかった
1:07 波風 晴れ晴れ
1:10 海がたった一つのように
1:12 私も一人とは知らなかった
1:16 寂しいと歌えば春よ
1:21 風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
1:27 大きな口を開けろ
1:32 寂しいとうめく修羅
1:55 あなたの心は冷たいと誰かが言った
2:00 まぁ!
2:02 心が冷えるとは知らなかった
2:05 夕焼け 晴れ晴れ
2:07 風が立った 木立のように
2:11 お前も一人とは知らなかった
2:14 寂しいと私の胸よ裂けろ
2:19 今、おれはひとりの修羅なのだ
2:24 大きな口を開けろ
2:30 風を受け、走る修羅
2:52 寂しいと歌えば春よ
2:57 風を吹く、おれはひとりの修羅なのだ
3:03 大きな口を開けろ
3:08 (寂しい)
3:09 風を吹くおれと修羅
3:31 心が 心が波打つとお前が言った
3:36 ああ、心が海だとは知らなかった
3:41 山影 晴れ晴れ
3:43 風が立った 嵐のように
3:47 お前が笑うとは知らなかった
15: @ぬんてぃうす-ara
2025/08/12 18:08
suisさんの「お前」からしか摂取できない栄養がある
16: @kuromaru960.
2025/08/12 18:03
MVを見ると曲に対する理解が深まっていいよね。
この曲のMVオシャレすぎる。あと「あなたの心は冷たいと誰かが言った心が冷えるとは知らなかった」って歌詞が好きすぎる。背景が白黒なのも冷たさを表してるのかな
この曲のMVオシャレすぎる。あと「あなたの心は冷たいと誰かが言った心が冷えるとは知らなかった」って歌詞が好きすぎる。背景が白黒なのも冷たさを表してるのかな
17: @白桃です
2025/08/12 18:09
ヨルシカのこういうテンポがゆっくりな曲って
懐かしい夢を見ているような不思議な感覚に溺れるんだよね(伝わってくれ!)
懐かしい夢を見ているような不思議な感覚に溺れるんだよね(伝わってくれ!)
18: @いろはす好き
2025/08/12 18:02
火星人といい今回といい映像オシャレすぎん?
19: @nu-it-y00
2025/08/12 19:16
コメ欄の皆さんの見解とか解釈がすごすぎてずっと見てる
20: @ばなな-d7l
2025/08/12 18:02
イントロのペコペコポコポコみたいのめっちゃ好き
分かってくれ
分かってくれ
21: @김민석-k6h3x
2025/08/12 18:01
사랑해요 요루시카 최고야
22: @豚骨醤油-men
2025/08/12 18:16
阿修羅の3つの顔はそれぞれ幼少期の怒り、思春期の苦悩、青年期の悟りを表しているんだよな
2:53 ここからの描写はその怒り(頭を掻きむしる)、苦悩(頭を抱える)、悟り(頭を掻き上げる)のように成長する過程を表現している気がする
2:53 ここからの描写はその怒り(頭を掻きむしる)、苦悩(頭を抱える)、悟り(頭を掻き上げる)のように成長する過程を表現している気がする
23: @mei_niconi56n33
2025/08/12 18:08
ヨルシカは毎回私の一番を更新してくる…
24: @レンタカ
2025/08/12 18:10
この曲ギターが最高にナブナブしてて最高
25: @よるshi
2025/08/12 18:06
音楽でも映像でも宮沢賢治をこんなに感じられるのすごい
26: @大福-g8x
2025/08/12 18:08
雑さというか粗さがあるのにしっかり髪の毛とかの表現もすごいしストーリー性も兼ね備えてるの本当に尊敬
27: @aurora315boc
2025/08/12 18:07
こんなにワクワクするmvだとは知らなかった!
28: @たぁ423
2025/08/12 18:29
n -bunaさんと同じような静かな怒りを覚えることがあるからこの歌が刺さる😢
自分の感情は自分だけでも理解しないといけないと気付かされた
自分の感情は自分だけでも理解しないといけないと気付かされた
29: @コニシウス
2025/08/12 18:23
やっぱこの人たちは俺の好みの曲を知ってるのかもしれん
毎回俺が死ぬほど好きな雰囲気の曲なんだが
毎回俺が死ぬほど好きな雰囲気の曲なんだが
30: @saison06
2025/08/12 18:06
最初の歌詞のところ
お前が言ってたあの風を追いかけるように口ずさんでるのが好き
お前が言ってたあの風を追いかけるように口ずさんでるのが好き
31: @soooup__haru
2025/08/12 18:21
1:16〜
だれかの手とかどこからか飛んできた紙に口を塞がれて「寂しい」の一言を歌うことも、うめくこともできない姿がしんどい
だれかの手とかどこからか飛んできた紙に口を塞がれて「寂しい」の一言を歌うことも、うめくこともできない姿がしんどい
32: @ze-kj6ps
2025/08/12 18:11
春泥棒のMVを思わせるなあこれ
最後に電車が見えなくなるところと3:40で握った手を開く場面とか
最後に電車が見えなくなるところと3:40で握った手を開く場面とか
33: @てんとう-g7g
2025/08/12 18:10
3:07 阿修羅には顔が3つあって
ここには3人(suis suis n-buna)の声がある
ここには3人(suis suis n-buna)の声がある
34: @Sava-z7o
2025/08/12 18:03
修羅っていうタイトルとは裏腹に明るくてオシャレな曲なのが好き
35: @ナキュ太郎
2025/08/12 18:05
ここ最近ヨルシカにハマって修羅もよく聞いてます!ヨルシカは自分にとって心の支えになってます!
36: @aqourssp
2025/08/12 19:31
動画の人は比喩表現をまんま受け入れているけど、確かに心は少しの事象で揺らぎますよね。風や小さな砂の飛びで水面が揺れるみたいに。
37: @Tiny_K0420-A
2025/08/12 18:24
ヨルシカの楽曲の物語だけじゃなく、n-buna自身の変化も感じれてとても良い
38: @ゆきはるき
2025/08/12 19:01
最後まで見て気づいたんだけど、最初の女性に紙が張り付くシーン、電車の駅名として書かれていた「修羅」からの視点な気がする!女性の涙が流れていく方向、駅名の看板が溶けて(?)いく方向が一致しているし、この曲のストーリー全体を通して、「修羅」であるものからの視点で描かれているのではないかな?と感じた。紙との関係性とかもなんかあるのかなー??今回n-bunaさんフルアニメーションということもあって、めちゃくちゃ考察の良さがありそう。
39: @Ryota-e7o
2025/08/12 18:07
世界観を曲に表す能力が異次元なんだよな
40: @akebono2235ss
2025/08/12 18:04
火星人もなぶなさんMVイラスト描いてましたよね?まさか修羅も描いてくださるとは思わなかった…!
41: @白黒-b7x
2025/08/12 19:00
アニメーションn-bunaて…
どこ目指してんのってぐらい多彩すぎて尊敬しかない…
どこ目指してんのってぐらい多彩すぎて尊敬しかない…
42: @S_atsuki
2025/08/12 18:05
最近ギターのぺけぺけサウンドが多くて好きです。
43: @アフリカマイマイの油淋鶏
2025/08/12 19:06
赤ちゃんみたいな口の開け方でかわいい
44: @mee_no_mmee711
2025/08/12 18:09
馬鹿だから他のリスナーのように思考を最大限に巡らした読み取りなどできなくて、ただ歌詞をなぞることしか脳のない人間だけど、何度も何度も聴いていると時々「そういうこと、!?」ってなる時があってn-buna さんの詩は本当に楽しい。
45: @satoyaman4926
2025/08/12 19:53
なんだかすっと心に落ちてくる。何故かと思ったら小学校の担任の先生が沢山、宮沢賢治の作品を授業で取り上げてくれたからだと腑に落ちた。先生ありがとう。
46: @れっと-v7b
2025/08/12 18:07
水墨画みたいなMV好きすぎる...
47: @ibara-no-togepi
2025/08/12 19:19
これを機に学校で触れた以外の宮沢賢治の著書読んでみようかな
48: @ne.yo.
2025/08/12 18:29
本を読んでみたくなりました、ナブナさんの心の中がしりたくなりました!
49: @uni-shika_goodnight
2025/08/12 18:57
春に吹く風ってイメージは春泥棒と共通してて、時々それが映像にも現れてる?
すきだ
すきだ
50: @Na._kk1
2025/08/12 18:07
1:40 ここらへん春泥棒に似ている気がする
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